シーラカンス・グレイ | Urig
春本番を迎える頃合いを見計らったように届いた、Urigからの第二便。またしてもプレゼントを貰った子供のように慌ただしく開封してしまった。店内開封ゴミだらけ。
先日開催させて頂いたUrig 2023AW受注会では予想を大きく上回るご来場があり、東京での取扱店が増えると共に認知され始めたことが自分のことのように嬉しい。
COELACANTHでも今季より本腰を入れてということで、このブランドが持つファッションへの強い熱量をお伝えしたいと、僕の熱も込めて混ざり合うようなExclusiveを企画させて頂きました。
1st Dropとして先週末にローンチさせて頂いたのが、夏だって長袖シャツを着たいって我儘をぶつけた長袖のレースシャツ。ウチにしてはそれなりの数を用意したし、他のアイテムが揃ってから記事にしようと思っていたところ、信じがたい速さで完売。本当にありがとうございます。
今週は、昨年からインラインでリリースされているジャケットとイージーパンツの別注企画。個人的にも大層気に入っている夏のコレクションの顔。
昨年は湖畔に立つ波を想った柄で、今年はイギリスの伝統的な草花から着想を得たヴィクトリアン・チンツって柄らしいです。なんだそれ、よくわからんけどとても素敵。
元が最高なので手は加えず、カラーだけCOELACANTHっぽい淡くて無機質なグレイに。毎年毎年バフがかかったように暑さの増す夏を想像して、触覚的にも視覚的にも清涼な洋服を目指しました。
カーディガンみたいに羽織れるジャケットは広い身幅を取った綺麗なAライン。肌当たりの軽いブロードと噛み合って美しく落ちる。
組下となるイージーパンツも同様の肌当たり。足首だけ透けるから歩くたびに生地が揺れて、よく風が抜ける。ベルトがいらないから腰回りも気持ち良くて、適当に足を通してサンダルでもスニーカーでも合わせれば良い。
スタイルを考えるのすら面倒な暑さが確実にやってくるから、脳死でできるお洒落も大切なのが夏。「何着よう」から「これにしよう」になるまでの速さも気持ち良いです。
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大ぶりのシェルボタンにレーザー刻印。細部も抜かりないところすごい好き。 |
最初はシャツだけの予定だったけど、考えてるうちに３ピースで展開したくなった。流石にこれくらい熱を込めて別注するとなかなかの覚悟が必要。でも、どうしてもやりたい。
デリバリーのタイミングが4月ということもあり、自分への誕生日プレゼントだと言い聞かせて飛び込みました。いつもは売れていくのを指を咥えながら見てるけど、今回は僕が最初の購入者。
セットアップでももちろん良いし、別々でも、シャツを買われた方はアンサンブルでも。組み合わせを想像するとあれもこれも合わせたくなって、脳内だけで既に楽しい。
ここ最近、メンズファッションでも市民権を得た「透ける服」。レースの需要は高まる一方であまり着たい服が見つからない。そんな方に刺さってほしいと思っているし、シャツの方はめちゃくちゃ刺さってくれた。
初めてのレースは抵抗がある人も多いと思いますが、このレースは本当に良い塩梅。華やかだけどガーリーじゃなく上品、色気があるけどエロすぎない。僕自身も含めて、女性と比べるとコンサバティブな印象を受ける世の男性たちに、もっとファッションの自由奔放さを楽しんで頂けたら嬉しいです。
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Urig COELACANTH exclusive LACE COLLAR LESS JACKET JPY 53,900 tax included LACE EASY FL PANTS JPY 37,400 tax included Drop 4.15 sat 12 p.m. / online coming soon. |
洋服への飽くなき探究心、ファッションへ向けた強い欲求。
その気持ちを製品へ余すことなく映した、細部までも抜かりのない作り込み。年齢や性別に縛られることもなく、ただひたすら楽しむ為に素晴らしい服を作るUrig。
熱さとパワフルに改めて痺れたし、その中に僕のエゴみたいなものをブレンドできた喜びが溢れています。本当に作ってもらって良かった。
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𝐂𝐎𝐄𝐋𝐀𝐂𝐀𝐍𝐓𝐇
1500002
Aoyama O Bldg 2F 201
2-3-3 Shibya Shibuya-ku, Tokyo.
[ mon, thu, fri ] open 1 p.m. - 7 p.m.
[ sat, sun, holi ] open 12 p.m. - 7 p.m.
[ tue, wed ] appoint only.
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