Urig 2022 A/W Preorder exhibition.
そう遠くないどころか近々で更新してしまいました。
この傾向は良くない。わかっちゃいるけど、今週末のイベント告知の為に致し方なし。
来季からCOELACANTHのラインナップに加わる"Urig"というブランド。
この度、デザイナー様のご厚意を賜り、取り扱い前にも関わらず、2022 A/Wコレクションの受注会および過去コレクションアイテムの販売会を開催させて頂ける運びになった。
Instagramではざっくりと述べたけど、このBLOGを読んで頂けている稀有な皆様に、もう少しだけUrigについて書いてみたいと思う。
まだオープンして半年も経たず、なにもかもが未熟で認知もまだまだな当店だけど、そんなお店でもありがたいことにブランド様からのオファーがちょいちょいとありまして。SNSやHPを拝見して、時には展示会に出向く。
Urigも同様にオファーを頂けたありがたいブランドで、LOOKを見た瞬間に気になった。この「気になった」ってのが個人的にとても良い感覚で、「めちゃくちゃ格好良い!」とか「売れそう!」みたいなのとは違って、ビジネスとはまた別の軸にある「面白そう」に近い感覚。
展示会場が近くということもありその日のうちに訪問。話をして、作品に触れて、着て。僕の中の琴線みたいなものに引っかかる。この人、ちゃんと服好きだなって、少し自分に近い匂いを感じた。
デザイナーもまだ若く、その若さ故の熱量というか、服が好きな気持ちというか、ファッションへの没頭みたいなものを感じた。
さて、ここまで皆さんは"Urig"をなんと呼んでいただろう。
ユリッグ?ユーリグ?ウリグ?
答えは"ウーリッヒ"。読めん。COELACANTHを選んだ僕も全く人のこと言えないけど、これは読めん。
"Urig / ウーリッヒ"とはドイツ語で趣があることを意味するのだそう。
日本から海を越えてドイツに渡った経験が宿されている。
2022 A/Wのコレクションでは、1987年に公開されたウィム・ヴェンダース氏の映画「ベルリン 天使の歌」から着想を得て制作。
拘って選定した上質な素材を、古きを重んじながら洋服に投影している。
美しいゴブラン織のセットアップやカシミア素材のファティーグジャケット、ブランドの定番となる極端に太い3タックトラウザー、シンボリックな刺繍を叩き入れたワークジャケット。
多様の表現が落とし込まれた作品たち。袖を通して鏡に立った瞬間、Urigの世界に飲み込まれた。没入。
しっかりと引き込まれたながらも展示会シーズン後半の思いがけないタイミングだったということで当店のオーダーはとてつもなく情けないものとなってしまった。だからこそフルラインナップを見にこのイベントへ参加して頂きたいと強く思ってます。
商品点数の調整の為、休日返上で内装も少しテコ入れしました。
今夜が搬入。Urigの世界観にうちの古着を溶け込ませ、あるいは戦わせながら、当店らしい受注会になるよう努めます。
それでは明日から、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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Urig 2022 A/W Preorder exhibition
会期
4月23日(土) 4月24日(日) 4月25日(月)
OPEN 13:00 CLOSE 20:00
※どうしてもご都合が合わないって方はご連絡頂ければ対応できるよう努めます。
場所
COELACANTH
東京都渋谷区渋谷2-3-3 青山Oビル 2F
表参道駅 徒歩10分 / 渋谷駅 徒歩12分
入場
どなたでもご予約無しでご入店頂けます。
※あまりにも店内人数が増えた場合には、急遽人数制限を行う場合がございます。
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