シャツの領域拡張、初夏の絹。

 




幼少の頃は新学期の始めに、拙い理由を考えてノートや筆記具を新調してもらっていた。


しっかりと先生の話を聞き、綺麗な文字、綺麗なレイアウトでノートに書き写す。

新しい文具と共に学業に臨むことで確実にパフォーマンスが上がっていた。三日間くらいは。


そんな感じで、パフォーマンスを上げるべくブログを新調しました。

三十路を越えても成長しない動機付け。

まぁ広告も邪魔だったし、ブログタイトルなりレイアウトなりで大幅に時間食った以外は良しとしましょう。


続くといいなという願望ももちろんありますが、それが到底叶わないのは僕が一番良くわかっているので、こちらからのアナウンスが無い時は一切アクセスしなことをおすすめします。


さて、久しぶりの記事。

伝えたいことは沢山ありますが長くなりそうなものも多いので簡潔に出来そうなことから。


去年?一昨年?くらいから自分の中で急激に襟モノの熱が上がってきていて、最近はシャツの領域を拡張出来るように努めています。


小難しく中二っぽい言い方をしたけど、要はシャツを羽織りにしてしまおう運動です。


ということで、お店のシャツラインナップは大体がデカいサイズ。

スウェットやスプリングニット、フーディなんかの上からバサッと着たいサイズ。


子供がお父さんのシャツを借りたみたいな、上品だとか上質な素材感のものを思いっきりルーズに着崩すスタイル。


で、中でもこれからの季節にプッシュしたかったのがこれ。



1990's~ ROBERT LOUIS - Big silhouette silk pajama shirt


古着のカテゴリーから、黒いシルクのパジャマシャツ。


シルク75%にポリエステルが25%の混紡素材。おそらくポリエステルが混ざることで光沢がより強くなってる。


洋画でセレブリティなマダムがさらっと着てそうな、艶やかな色気ある感じ。

ラグジュアリーなムードがムンムンするからこそ、思いっきりカジュアルに落とし込んだら面白そうだなーと。




袖を通すどころか指に触れた瞬間から心地良い。

スルッと肌の上を滑り軽く肩に乗る。着てることがわからないくらいストレスフリーな生地。


タイトルにある通り、湿度を感じる暖かい季節にこそ羽織って欲しいシャツ。




仄かな丸みを帯びたパイピング付きのオープンカラー。

THE パジャマな形状だけどパイピングが同色だったり光沢が強かったりでドレッシー。

リラックス全開じゃないからファッションにも転用しやすい。というか面白い。



ANCELLMのフーディ(sold)とのマッチアップも良好。


光沢感のおかげでややナイロンコーチじみて見える。シャツの領域からうまく逸脱できた気がする。


もう少し気温が上がった日にはTシャツの上で。

日差し避けみたいに着られるので、シルクは特に推してます。


工夫でより多くの楽しみ方ができるビッグサイズのシャツ。


色々なアイデアをぶつけながら楽しんでいきましょう。

良い感じのが見つかったら僕にも教えて下さい。我が物顔で次のお客さんに提案します。


それでは今回はこの辺りで。


近々ではないけれど遠すぎない日でまたお会いしましょう。


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